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生徒を対象にした学校の抱える問題についてのアンケート

中学教師はギャングエイジのような幼稚さを生徒に感じるという人も多いようですが、一方で生徒側も学校の抱えている問題を実は把握していたりすることが多いので厄介です。

 

生徒を対象にした学校の抱える問題についてのアンケートによると、「1人1人の生徒に対する理解が十分でない」「生徒と教師間の信頼が薄い」などの不満が書かれていることが多いようです。

 

以下は生徒が考える学校の問題点です。

 

・教師の生徒への指導が毅然とした態度で行われていない。
・1人1人の生徒に対する理解が十分でない。
・教師の責任感や使命感が薄く、資質に問題があるのでは。
・家庭と学校間の連携が取れていない。
・学校の規則が守られていない。
・生徒の中に授業の内容についていけていない人がいるのに放置。
・非行を行う生徒に対する教師の指導の甘さ。
・道徳教育が不十分である。
・生徒と教師の信頼関係が希薄。
・進学を目的とした指導ばかりが目立つ。
・クラスに生徒の数が多すぎて、教師が1人1人の生徒を見る事ができていない。
・勉強以外にも部活動や習い事、塾で忙しい生徒がおり、学校生活をゆとりをもって送れていない。

 

など、学校に対する様々な不満を抱えている生徒が多く存在することが分かっています。

 

特に思春期である10代はとても悩みを抱えやすい時期です。小学校の高学年から高校生にかけて、非常に多感な時期ですから、大した不満ではなくても自分自身が周りからどう見られいるかについてとても気になる人が多いようです。例えば
「自分は周りから暗いと思われていないだろうか」
「みんなが楽しそうにしているけど、どうやって友達の輪に入ったら良いのかわからない」
「目立たないようにして隠れていよう」
など、小さなことでも悩んでしまったり、集団社会の中で自分を出せないと悩んでいる子供が非常にたくさん存在します。

 

それでは青少年は具体的にどのような問題点を抱えているのでしょうか。以下は青少年が感じている自分の問題点です。

 

・忍耐力が足りず、我慢ができない。
・自己中心的に考えて行動してしまう。
・感情のコントロールが上手くできない。
・他人に対して自分の気持ちを上手に伝えられない。
・将来何をしたら良いかわからず、生き甲斐や目標が見つけられない。
・モラルや社会道徳がない。
・常にスリルを求めてしまう。
・劣等感やコンプレックスを強く感じている。

 

10代というのはとりわけ自分の気持ちをコントロールすることができずに悩んだり、他人に思っていることを伝えられずにやきもきすることが多いようです。このような誰もが感じる悩みは非常に多岐に渡っています。

 

自分が周りからどのように思われているかが非常に気になるだけならまだしも、この時期は人間関係が段々と複雑になっていくので、悩みが絶えなくなってしまい、この悩みに耐える事ができずに不登校になってしまったり、最悪の場合は自ら命を断ってしまう生徒もいるのです。この複雑な心境はこの時期ならではなので、大人が慎重に判断しなくてはなりません。